自由落下は,初速度 0m/s の落下運動でしたが,鉛直投げ降ろしと投げ上げは
初速度が 0m/s でない鉛直方向で一直線の運動です.

右図を見てください.まず,軸の向きが
下向き
に取られていることに注意してく
ださい.この向きを
ベクトルの正の向き
とします.いま,初速度,重力加速度や
後の速度は
全てベクトルの正の向き
向いていますから,等加速度直線運動
公式(1),(2)より,

鉛直投げ降ろし

v=v0+g
s=v
0t+(1/2)g2

と,なりますがこの式も特別に覚える必
要はありません.公式(1),(2)から作
ればいいのです.同様に(3)式もです.

鉛直投げ上げ

左図を見てください.まず,軸の向きが
上向き
に取られていることに注意してく
ださい.この向きを
ベクトルの正の向き
とします.いま,初速度や後の速度はベ
クトルの正の向きを向いていまが,
重力
加速度は負の向き
を向いています.これ
は,
等加速度直線運動の式で扱いが,
負になるということです.つまり,a=-g
ということです.これは,重力加速度が
ベクトルで,向きを持っているからです.
よって,公式(1),(2)より,

v=v0+(-g)
s=v
0t+(1/2)(-g)2

と,なりますがこの式も特別に覚える必
要はありません.公式(1),(2)から作
ればいいのです.同様に(3)式もです.



1.7 鉛直投げ下ろしと投げ上げ